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『オトナ女子美日和』Special Interview Vol.3 見る人が見たらわかるようなキャラクターグッズに心くすぐられます

2018.04.09

17歳でヒロインを務めたNHK連続テレビ小説「まんてん」での主演をはじめ、ドラマや映画、舞台などで活躍を続けている女優・宮地真緒さん。子どもの頃からマンガとアニメが大好きで、“神”と讃える高橋留美子先生の作品への想いは一入なのだとか。後編インタビューではマンガと女優業のつながり、そしてキャラクターグッズへの想いについて伺いました。

――前編のインタビューで『らんま1/2』『うる星やつら』についてお話を伺ってきましたが、お仕事にも影響を受けたことってありますか?

あの……(笑)、これは許可を取っていないのですが、舞台上でぶちのめされるシーンがあったときに「るーみっくポーズ」(中指と薬指を曲げたポーズ)をやったことはあります(笑)。演出家さんに「やってもいいですか?」と提案して。

――観ているお客様も気付いていらっしゃったんですか?

いや、絶対に気付いてないと思います。乱馬が投げ飛ばされたときみたいな恰好で飛ぼうと思ったら手のポーズを付けてみようって思いついて、勝手にやっただけなんです。

――影響を受けたマンガのエッセンスをお芝居に取り入れられるのは、女優さんならではですね。

そうですね。なので役作りをするうえでもマンガのキャラを参考にすることもあるんですよ。演じる人物と生い立ちが似ているキャラクターがいれば、こんな風にしたいなって思ったり。どの作品だったかは忘れてしまいましたが、『めぞん一刻』の響子さんみたいなキャラクターにしたいなと思ったこともありました。

――マンガ好きという点でいうと、舞台「幻想少女◎アドベンチャー『ふしぎ遊戯』」に柳宿役でご出演されていますが、マンガ原作の舞台にご出演されるのはいかがでしたか?

とても嬉しいですし、『ふしぎ遊戯』に関しては人生で一番読み返した作品です。私が小学生の頃に読んでいたマンガなのですが、「私はこういう人になろう」と思ったキャラクターを演じることができたんです。

――柳宿がそうだったんですか?

そうなんです。男とか女とかを全部超越したうえで、とにかく人に優しく、自分が強く、周りにも愛情を持てる人になろうと決めたのが柳宿だったんですよ。

――その役を自分が演じられるっていうのは嬉しいですね。

相当嬉しかったですし、今まで4作やってきたのですが毎回千秋楽で泣くっていう(笑)。「離れたくない~!」って思うくらい思い入れもあるし、自分がこう生きたいと思ってきたキャラクターになれるのは本当に幸せなことだと思います。

――『ふしぎ遊戯』はマンガもアニメもそのあとのシリーズも大人気ですよね。

私は小説も全部読んでいるのですが、柳宿の役作りのときは詳しいエピソードや生い立ちが描かれている小説「-雪夜叉伝-」を読んで演じていました。もちろん舞台なので、マンガ通りの動きはできないですが、ここでこんな動きをする場合、柳宿だったらどうなるだろうって一拍置いて考えることができました。

――『らんま1/2』と『うる星やつら』でしたら、どのキャラクターを演じてみたいと思いますか?

私、若かったら女らんまをやりたいんですよ(笑)。でも30歳を超えると高校生の役はさすがにアレなので……。かすみお姉ちゃんがいいですね。運動量も少なそうだし。

――サクラさんもお似合いになりそうです。

あっ、そうですね。巫女さんの衣装を着て。白衣のサクラさんもいいですよね。そうですね、サクラさんがいいな!

――続いてキャラクターグッズのお話に移りますが、キャラクターグッズはお持ちですか?

だいぶ持っています。昔はそれこそアニメプリントのTシャツとかも街で普通に着ちゃう痛い子だったんですよ。通販とか、専門店で売っているようなプリントTシャツを普段着にしちゃう子でした。もちろん好きなものだからやっているかたを否定はしませんが、大人になってから自分を客観的に見たときに「あれ?」って思っちゃって。それで普段使いができて、見る人が見たら「あっ、これ!」ってわかってもらえるようなグッズ収集の方に移行していきました。

――では、普段使っているアイテムもキャラクターものだったりするんですか? 今日はこの取材のために『らんま1/2』とearth music&ecologyがコラボしたワンピースを着てきてくださいましたが。

はい。いま持っているお化粧ポーチは『幽☆遊☆白書』の蔵馬のポーチです。他人の目に触れないものはわかりやすいグッズも持ちますが、今回のお洋服などは普通に着ていれば『らんま1/2』の服だとはなかなか気付かれないですよね。そういうものを選ぶようになってきました。

――他にどんなグッズを持っていらっしゃいますか?

フィギュアはたくさん持っていました。昔はたくさん飾っていたのですが、もう大人だからいいかなと思ってフィギュアスペースをなくしちゃいました。でも、未開封のフィギュアたちはまだおうちで眠っています。捨てられないですね。

――「オトナ女子美日和」ショップでは、3月21日に新商品の「オリジナルティー」「ハートマグカップ」「小物ケース」を発売したのですが、紅茶はよく飲まれますか?

はい、飲みます!

――新商品の「オリジナルティー」は、ルピシアさんがブレンドしたキャラメルジンジャーのフレーバーなんです。

あっ、すごいキャラメルの香りがしますね! これは良いですね。女子が好きな感じですね。紅茶は差し入れで頂くことも多いので毎日のように飲んでいますが、これは本当に香りがとてもいいですね。ミルクを入れても合いそうです。

――ぜひ試飲してみてください。

飲んでみてもすごくキャラメルの香りがして、後味にジンジャーが残りますね。これは甘くしても美味しいと思いますし、ストレートでも美味しいですね。体が温まると思います。パッケージもかわいいから、使い終わったあとにいろいろ入れちゃうだろうなって思います。原作のイラストが使われているのも嬉しいですね。

――全7柄展開で、『うる星やつら』のパッケージにはテンちゃんも登場しているんですが、テンちゃんが登場するのはめずらしいんですよ。

確かにテンちゃんが入ったグッズってあまり見ないですね。おまるが描かれているのもかわいいです。『らんま1/2』のデザインにはPちゃんとシャンプー、玄馬パパもいるんですね。あ……っ、でもムースがいないですね。

――そのほか『らんま1/2』と『うる星やつら』の「ハードマグカップ」と「小物ケース」も発売しました。

「小物ケース」、すごくかわいいですね。家でも使えますし、外でも使えそうです。仕事で衣装に着替えるときに、自分のアクセサリーは普段はピルケースに入れるのですが、この「小物ケース」があると、ケースにアクセサリーをしまってカバンに入れておけるので絶対に忘れないし良いですよね。あと、いつも余分にアクセサリーをピルケースに入れて持ち歩いていますが、これだと持ち歩くのもかわいくて良いですね。小さいカバンにも入れられるし、とても素敵です。

――他にも1月に出た商品ですが、「ボディクリーム」と「ハンドクリーム」もあります。

あっ、良い香りですね。あんまり強い香りだと、家に犬がいるので遠慮しちゃうのですが、無臭でもちょっと色気がないなと思うのでこのくらいの香りだと抵抗なく使えますね。あっ、この「ボディクリーム」にはムースがいますね!(笑) ムースはアヒルになった姿が好きで、羽の中から暗器を出すのが好きなんです。かわいいし、香りも良いしですね。

――ちなみに、『らんま1/2』では通常の姿と水を被ったときの姿、どちらがパッケージに描かれていたら嬉しいですか?

物によると思うのですが、今回のアイテムのようなものでしたら水を被っていたほうがかわいいというか、わかりやすいですよね。ただ、ボディクリームとかでは通常の姿でもいいですよね。私、シャンプーのシャンプーが出ないのかなってずっと思っていて。あと、コロンちゃんのトリートメントも出たらいいなと思っています(笑)。コロンおばあちゃんって高齢なのに髪がサラッサラじゃないですか。なので、香りが強めのトリートメントとかないのかなって。そういうアイテムのパッケージは猫じゃなくて、人の姿のシャンプーで欲しいですね。

――『うる星やつら』はコスメシリーズも出ているんですが、キャラクターのコスメグッズもお使いになりますか?

はい。今日は違いますが、アイライナーはよく『ベルサイユのばら』のアイライナーを使っています。全然落ちないんですよね。特に舞台のときは、汗をかいても落ちなくて助かっています。

――舞台メイクにも使えるんですか?

はい、使っています。全然落ちないですよ。舞台のときはブラックで、普段使いのときはブラウンのカラーを主に使っています。パッチリとした目力が出るんですよ。あと、セーラームーンのコスメシリーズも使っています。キャップにモチーフが付いたアイライナーなんですが。

――「ミラクルロマンス モチーフパーツ付き リキッドアイライナー」ですね。

「ムーンスティック」と「キューティムーンロッド」の2種類とも買ってしまって。使っていますよ。

――普段使いされているグッズで、キャラクターアイテムが出たらいいなと思うものはありますか?

いま30代になってお金をかけるものって美容が一番多いと思うんですよ。あとはカバンとか靴とか服になってくると思うのですが、靴の場合はカラーリングはキャラっぽいけどもう少しアニメの世界観に近いといいな~と思うこともあって。

――もうちょっとアニメの世界観に寄ったものが好ましいですか?

そうですね。あとは、キャラクターのイメージをもっと掘り下げてみるのはどうだろうとか。例えばさっきの『幽☆遊☆白書』で言えば蔵馬は薔薇のモチーフでも十分ですし、飛影だったら龍のモチーフで飛影だってわかりますよね。そういうバックボーンを掘り下げたアイテムがあればいいなと思いますね。

――キャラクターを彷彿させるモチーフを使いつつ、さりげなく日常でも使えるものだと良いですよね。

そうですね。マンガ好きの人以外にはわからないけれどというものが私はくすぐられるというか(笑)。一番ありがたいのは靴下なんです。靴下はキャラソックスばかり履いています。他人からは見えない部分なので、自分の好きなものを使ってもいいですよね。見える部分と見えない部分との線引きがすごく大事だなと思っています。だから、ラムちゃんのパンツを履いていてもいいと思うんです。人に見せるものじゃないので、ラムちゃんの下着や虎柄のソックスもいいと思います。人には見せない部分では、自分の好きなものを取り入れられたらいいですよね。

■Profile
宮地真緒
1984年兵庫県出身。NHK連続テレビ小説『まんてん』でデビューし、ドラマや映画、舞台などで活躍中。代表作にドラマ「WATER BOYS」、舞台「幻想少女◎アドベンチャー『ふしぎ遊戯』」など。

(C)高橋留美子/小学館

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